ある年末の日、こじんまりしたローカルな飯屋さんに行った時の事です。 奥にテレビがあり、映画の番組らしきものを何気なく見ていました。 それは日本兵が出てきて教会の中で女子生徒を追いかけまわしているシーンでした。 あまりにも残酷で悲惨な場面であり、そのうち段々気分が悪くなって食欲もなくなり チャーハンを半分も食べないうちにお会計することにしました。 店のおかみさんにお会計と言おうとすると、OhMyGod何んとテレビにくぎ付けになっており 大粒の涙を流しているではありませんか。 私はバツが悪くなって”これって假的(うそ)”だって一言いって店を慌てて出ました。 これが問題のシーンです。ご鑑賞ください。 そんな嫌な経験も味わってから2・3週間するともう旧正月でした。 あまりにも暇だったので映画館に行って、暇つぶしに正月映画を適当に選んで入りました。 暫くみていると映像が”あれ?なんかみたことあるぞ。なんと!あの日本兵が教会の中で女子生徒を追いかけまわし泣きながら逃げまくる女子生徒を狂気と化した日本兵が犯しまくる”あのシーン”じゃないですか!! OhMyGod!よりによってなんでこんなの選んだのかと後悔が先に立ちません。 なぜかしらシートにうずくまりちょっと周りを気にしながら(当然日本人が来てるとは思わないでしょうが)しょうが無くいやいや見ていました。 後から思うと今ロードショーでやっている映画を、あのお店で見ていたのは海賊版DVDだったのでしょう。 しかしながら素晴らしい映像とその残酷で悪魔の日本兵を懲らしめる中国人と米国人ヒーローの感動のストーリーにいつの間にか映画の世界に入り込み私も日本兵憎しで涙を流しているではありませんか! これをかの有名な陈艺谋監督がお正月映画として全国のロードショーで放映しているのは如何なものでしょうか? 日本・中国の戦時歴史問題を色濃く反映している政治が垣間見られる出来事でした。 何処まで真実なのかは不明ですが、皆さんも是非この映画を鑑賞していただき、過去の過ちは過ちとして受け入れるべきだと思います。ちなみにこれは6年前の出来事であり、段々この反日感情は薄れて来ている ことは実感しています。それでは全編ストーリーはこちらをご覧ください。