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5年目に入りました(太原)

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久しぶりに投稿します。太原に来て今年で5年目になりました。よくここまでやってきたなと感慨深いです。2011年から上海に10年間いたので、中国生活は通算15年になります。 その前は出張ベースで関わっていたので、中国との縁は20年以上になりますね。それでも言語は未だに上達しませんが、お陰で中国人の考え方や生活習慣は身に染みつきました。最近は「これで日本に帰って生活できるのか?」と少し不安になるほどです。 よく「中国での生活は不便ではないか?」「拘束されて自由がないのでは?」と聞かれますが、私自身は不便や不自由を感じたことは全くありません。言論統制については、政治的なことを公の場で言わないだけのこと。メディアの規制や不都合な報道をしない点についても、偏向報道や陰謀論は日本も大なり小なり同じだと感じています。 この10年間で日中関係は大きく悪化しましたが、これまで中国人から差別を受けたことは一度もありません。むしろ日本人であることで得をしたことが山ほどあります。 かえって、日本に帰ったときに「中国で生活している」と言うと白い目で見られることがあります。日本人の中国感情は元々良くありませんでしたが、さらに悪化したように感じます。それはルールや習慣の違いも理由でしょうが、ここ数年で技術革新や経済・軍事力において圧倒的な差をつけられたことへの「嫉妬」もあるのではないでしょうか。 2000年ごろまで技術大国であった日本は、今や中国に大きく遅れを取っています。理由は様々ですが、長く中国の技術現場で一緒に仕事をして一番感じる違いは、「新しいものを受け入れる国民性」と「失敗を許容できる社会の空気」です。 その上に14億という人口の競争力は凄まじい。毎日が戦場なのです!躊躇していたらすぐに抜かされる。明日の生活が保障されていない。これは米国も同じで、日本のように「弱者保護だ」「働き方改革だ」「労働者の保護だ」などと寝言を言っている場合ではありません。さらに人口減少、労働力不足、高齢化。問題は山積みで、日本の未来はお先真っ暗に思えてしまいます。 中国の悪口を言う前に、自国を改革しろと言いたい。強い国家、共産党一党独裁、それも大いに結構ではないでしょうか。もしコロナ後の経済悪化や不動産バブル崩壊がなく、かつ米国のトランプ大統領が再選していなければ、中国は確実に世界の覇者になっていたでしょう。 ...